御機嫌よう、フォーミュラーです。
ついにブログを書くのも最後になりました。
万絵巻で過ごした日々。
今までいろいろなことがありました。
きっと、もっと他にやるべきことや、やれたことがあったのだと思います。
もっと友達と遊べたかもしれないし、稼げたかもしれないし、資格もとれたかもしれないし、単位だってもっとマシに取れたかもしれない。
4年間万絵巻に捧げました。
来る日も来る日も、稽古に行き、広報作業をしました。
1限には行かないし、平気で授業は飛ぶくせに、稽古には行きました。
そんな4年間の生活も、もうおしまいです。
人前に立つのも嫌い、運動も嫌い、ダンスも嫌い…という中で何故演劇始めたんですかね。不思議。
でも、一度始めてみたら楽しいことってありますよね。やってみたら楽しかったんですよ、役者。だから、4年間続けてこれました。
できないことが多いし、下手くそすぎるし、拍はとれないし、苦しすぎて、はやく辞めて~!って思った時もあります。
1回生のとき、先輩に〝人間の歩き方〟から教えてもらったのは今でも思い出です。
たくさんの公演を経験しました。思い返してみると、好きな公演、しんどかった公演、楽しかった公演、最速で終わった公演、役者をしなかった公演、照明チーフだった公演…いろんな公演があります。
その中で楽しかった公演は、24期生の新発、『 ベッキーの憂鬱』と3回生の新歓『 創稿銀河鉄道の夜』です。
ベッキーは、同期とひとつ上の先輩と作る舞台、あとわけわからん女子高生の役でした。タガメ。もはやうろ覚えですけど、楽しかったな~。
銀河鉄道は今までで1番台詞あった役です。舞台であんまり噛んたりしないんですけど、公演につき1回は明確に噛んだ箇所が出てくるくらい喋りましたね。髪の毛をオレンジ色に染めました。映像を使った演出がすごい好き。なんかすごい舞台でした。
どっちも今回卒の演出である終夜の演出なんですよね笑 舞台の演出がとにかく凄いです。今回の卒公、『あやかし』もですけど。
しんどかったけど好きな公演は、1回生の秋『ラジオドッグ』と3回生の秋『リトルウェンズデイ』です。
ラジオドッグはまわりが最強役者すぎて心底しんどかったです。でも音響照明演出も話も全部好きな舞台でしたね。
リトルウェンズデイは、珍しくやりたい役を頂けた公演でした。やりたい~~!ってなる役って正直あんまりなかったり、なれなかったりだったんですけど、やりたい役ができました。OPの曲がめっちゃいい曲。
だいたい1ヶ月以上は稽古期間があるんですけど、その中で2週間くらいで終わった公演があります。
2回生の秋『ひとんちでさよなら』って言うんですけど。
普段ずっと眼鏡をかけていて、舞台は裸眼で出てたんですけど、ここの役は初めて眼鏡かけたまま出ました。視界がボヤけてない。すごい。ハケがちゃんと見える。世界って素晴らしい!(?)
陰キャの役でした。ずっと舞美の炬燵に入ってるし、ほぼ喋らなかったです。炬燵に入ってるだけで舞台が終わってました。ぶっちゃけ私がそのまま出たような役だったのに、今までで1番良かったなんて感想で言われました。複雑でしたね。
あと、舞台がその時までにみた舞台の中で1番すごって思った舞台でした。とにかく高かった。
あとダンス。振付がかっこ良かった。でも、私はダンスがマジで苦手なので覚えるのもめっちゃ苦労したなという記憶。あと最後の足蹴りするやつ、足あがらんかったな~~~!
あれ?2週間くらいの舞台なのにめっちゃ感想出てくる。
過去1番踊り狂った公演は、1回生の卒『朧の森に棲む鬼』です。空きコマ、稽古時間等々踊ってた記憶しかないです。そして、すごく、すごく寒かった。
公演が終わって暫く経つと信じられないくらい台詞が出てこなくなるんですけど、この公演の台詞は今でも出てきます。
最初で最後に照明チーフをした公演。2回生のTC『サンタクロースが歌ってくれた』。
照明ってなに???わからん、スマン~~~~!顔しんでる??あ゛あ゛あ゛~~~!ゼラ入らん~~!!オペするの楽しい~~!私の中では、そんな公演でした。舞台のクオリティはすっごく高くて、観ていて楽しい舞台でした。
最初で最後に照明のサブオペをした公演。3回生のTC『心~ショートショート6選~』。
役者もやってみたかったと思った公演。でも後輩と座ってたオペ席がなんか楽しかったり。照明変化、吃驚するくらいなかったですけどね笑
そういえば、TC公演出てみたかったんですけど、遂に出れなかったです。前座もやってないんで、TCの舞台ほんとに立ってないです。ちょっと、立ってみたかったかも。
書きながら前座なんてものがあったなと思いましたが、飛行機か!くらいしか覚えてないので割愛。『僕が馬になった理由』とかそんな題名だった気がします。黒い歴史。
出れる公演は全部出ていたけど、疲れたのでスタ専だった公演。2回生の卒『蛮幽鬼』。
広報マジ疲れた。しか覚えてない。パンフだったんですけど、今までで1番しんどかった。切り抜きと加工を繰り返す地獄。でも、ここを潜りぬけたから今があると思ってます。
今でもこの公演のカテコの曲が出てきます。
圧倒的にしんどかった公演。2回生の新歓『明日君を食べるよ』。
はい、ストーップ!
食器とかいろんな小道具を使っていたんですけど、小道具でもなんでもないのに、小道具の先輩から大量の小道具を預けられて重い……ッ!と思いながら毎回稽古場まで小道具運んでいた記憶があります。食器を使って演技するんで、そういう所作とか難しかったなって思いました。あと、照明で牛さんがシルエットになってて可愛かったなぁ……
建て込みをがんばった公演。3回生の卒『撃鉄の子守唄』。
舞台がこっていた分、建て込みにかかる時間がすごく、早起きして建て込み頑張った記憶。階段降りるの苦手なんですけど、舞台に階段があって急いで降りるみたいな箇所があってやべぇ~って感じでした。ほんと、演劇やる上で運動オンチって致命的ですよね。2部構成で、2部からほとんど23期の4回生の先輩のシーンだったんですけど、なんと言うか、雰囲気が好きでしたね。
失われし新歓公演があります。
出るか悩んでた中で役者で出たんですけど、出て良かった~!と思っていた公演です。結局、公演を打つことが出来ませんでしたけど、できるものなら、今でもやりたい公演です。
25期生との新発、『レモンキャンディ』という生き恥を晒した公演があります。私の巨大なポスターが舞美として舞台に貼られていたこと、歌ったこと、恥ずかしかったですね。観にきてくれた先輩が生き恥じゃんって感想を仰っていたことが心に深く刺さっています。台本に歌詞が書いてあったんですけど、メロディがわからず皆で考えてました。エチュード大嫌いなんですけど、この新発でしていたエチュードはなんか楽しかった。めちゃくちゃすぎて。先輩として、後輩に与えられたものがあったのかは正直謎です。なんか与えられてるといいですね。楽しかった公演の1つですね。レモンかけていい?
こんなつもりはなかったんですけど、書き出したら止まらなくなって、結局全部の公演の感想書いてますね。(なんかぬけてるかもしれないけど。)
たくさんの公演を経てきたんだな~となんだか感慨深いですね。
不思議なんですけど、これだけ出ててもよく一緒にシーンに出る人と全く出ない人がいます。稽古場には一緒にいるのに、同じシーンには出ない。
きっと、そういう星の下に生まれたんでしょうね。
そして朝の6時ですね。
何時間書いてるんですかね、ブログ。
こんなに長いの初めてですよ。
明日は小屋入り前の最終稽古だっていうのに。
今回、卒公『あやかし』ではユキって役をやります。
それで髪の毛を白く(?)染めました。髪も衣装も白い人が出てきたら私です。
おばちゃんの役じゃないですよ!!
もう1人似た髪色をしてるのがいるんですけど、兄妹の役です。 よろしくお願いします。
最後の稽古場は楽しかったです。後輩とのガヤや後輩とシーン作ったりするのは楽しいし、同期と出るシーンは力が入りますね。
終夜の演出は本当に皆で舞台を作ってるって感じがするのでいいですね。
毎度大変ですけど。
皆と楽しく終われてよかったです。
ありがとう、皆。
あとはさっさと卒業するだけです。
卒業公演、よろしくお願いします!
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関西大学劇団万絵巻2020年度卒業公演
『あやかし』
脚本・演出:ノンべジ・JK・花夏流
演出補佐:マッシュ
配信時間
12/5(土) 15:00~
12/6(日) 12:30~
※youtubeでライブ配信を行う予定です。