最後のブログ ~急~

何かを成し遂げた先で得たものが

想像と違っていたとしても

それが未来の自分の作っていく。

そうやって人生は続いていくから

先のことなんて本当に分からない。

怖いけど、だから面白い。

どうも、マカロニです。

私たち万絵巻27期生は

無事に卒団を迎えることとなりました。

私はペガサスと共に、同時にペガサスとして

この公演を走り抜いたことで

「馬になる」という夢を叶えることができました。

しかし、どうしてなのでしょう。

帰りの電車の中、ひとり考え込んでしまいました。

夢に辿り着いたはずなのに

馬になれたという事実をもってしても

何か自分の心にモヤがかかっている。

競馬の映像をもう一度見ながら

自分の心に改めて問い直した私は、気づきました。

私が憧れていたのは

馬そのものになることではない。

私が求め続けていたことは

馬のように

一緒に苦難を乗り越える主や仲間を

もつことだったのです。

そう、私はとっくの昔に

夢を叶えていました。

一緒に苦楽を共にする、颯や黒酢

万絵巻のみんな

仲間という名の大切な宝物は

最初から、そこにありました。

私がこのさき生きていく中で

万絵巻のことを思い出すことは

きっと少しずつ減っていってしまうのでしょう。

それでも、この4年間があるから

馬を目指して足掻いたこの時間があるから

今の私がいる。

それだけは、揺るがない事実だということを

絶対に、忘れないでいたいです。

End