最後のブログ ~破~

演劇の世界に触れる道は数多くある。

そんな中で私は

この万絵巻という場所を選んだことに

一かけらの後悔もない。

今までも、そしてこれからも

自信を持ってそう言えます。

どうも、マカロニです。

人生で初めてのサークル活動ということもあり

浮かれた気分で万絵巻に入った私を待っていたのは

予想だにしなかったスパルタ教育の数々でした。

キャンパス内のランニング10週から始まり

発生練習ではバス停に立つ先輩まで

声を届けねばならず

甘い香りは一度間違えれば最初から

あめんぼを間違えようものなら

役のセリフを一文字ずつ減らされるーーーーー

「良き人の、よしとよく見て…」が

いつまで経っても言えず涙目になる日々の中

私には心の支えとなる同期がいました。

“颯(はやて)”   と “黒酢” です。

役作りがどうしても定まらなかった

2021年度春公演『オリゴ糖の日々』では

彼女たちと夜が明けるまでブレストをし

やっとの思いで、トウキビ畑で害虫駆除に奮闘する

主人公弥二郎を確立することができました。

この公演を走り抜いたこと。

弥二郎と、自分と向き合う力をつけたこと。

今思えば、この経験が私の演劇人生にとって

大きな転機となりました。

そしてついに

来る2023年度卒業公演『馬翼』において

私は颯演じる主人公アテナの相棒

 “”ペガサス””

の役を任されるのでした。

ケンティ吉川、見てくれていますか。

私の夢を叶えるラストステージの幕が今

上がろうとしていますーーーーーーーーー

To Be Continued