蚊朝封月
どうも、当たってたけど本番前日の日まで温存していたCOWCOWです。何やってんだ(すみません)
はやいもので、私も3回生になって2ヶ月。実感はありませんが、映プロを取っている友達がタヒにそうになっているのを横目に私は実習を取りそびれています。きっと次期は我が身でしょう。
翌日が本番ということもあって、舞台の方も本格的な最終調整に入っています。いやーすごいですね。ひとたび照明に当たると、今までの自分が考えていたことがすべて飛びそうになるんですよ。それが悪い癖だけ飛ぶんだったらいいんですけど、もれなく台詞も飛んで行きそうになるんですよ。そんな状態で公開リハを受けたんですが、ミスは一つぐらいで、それ以外はうまくいっているということにしたいです…
今回のこの劇、役周りは今までの自分ではほとんどやったことがないので、何か提案をするときに引き出しが全くないんですよ。人の演技は見といた方がいいとはききますが、それはこのためだったのかということを今更になって実感しました。「朝に道を聞かば夕べにタヒすとも可なり」という言葉があるように、まだ数回公演がある状態でこの話を聞けるだけでもマシかと思ったり、というかこの話大分前に聞いたことがあるような気がして何やってんだって感じですが。
余談ですが四季を感じる私にとって、コンクール以外あまり良い思い出のないkの季節が巡ってきました。今年もタイトルにあるkと格闘することになるんです。戦いは12歳ぐらいの夏にはじまった。庭にいる蚊のせいで、外で十分に遊べないということがあった。母や父はさっさと家に入れとはいうが、たった一種類の、しかも人間より圧倒的にサイズの小さいkのせいで人間の行動に制限が掛けられるという状況に深い憤りを感じた小学生は、あろうことか昼間中ずっと庭に立ち、血を吸いにやってきたkを片っ端から叩き潰すという強攻策にでた。当時の私はこれで1、2日もすれば絶滅できるだろうという甘い見立てを立てていた。
すぐに限界は訪れた。20~30を超えたあたりで、一度に襲いかかってくるkの数が増え出した。人間の処理能力には限界がある。ましてやまだ数学も知らぬ青二才の処理能力など知れている。しばらくして、少年は思った。余裕がある限り毎年続けようと。
そこからが長かった。ある年はkは二酸化炭素や熱に反応して近づいてくるというテレビの受け売り情報により、簡素なトラップを組み立てて絶滅を図ったが失敗。入れ物が小さすぎたのか一匹も入っていなかった。ある年は一日だけではなく数日間小分けにしてたたき潰す計画を立てた。一時はヒトスジシマカの存在が感じられないほどには効果があったが、翌年には何事もなかったかのように復活している。今となって分かったことだが、そもそも庭で絶滅させても違う地域からやってきたkが住み着くことや、野良猫などの血を吸ったkの存在がある。そして今に至る。やはり奴は、kは、もうすぐそこに。
長くなりましたが、今はあまり聞きませんが、蚊はデング熱などの病気を媒介するやっかい極まりない生物ですので、皆様どうかお気を付け下さい。
以上、COWCOWでした。
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