戯言論

演出、演補、役者、音響、照明。

一応一周したのでもう一度、僕ということで。

演出です。

話せることはいくらでもありますけど、何にしましょうか。私生活の話も良いですけど、まあ演劇の話にしましょうか。

では、演出をしようと思った理由でも話しましょうか。

良い役者って何だろう。

役者をやっているときにふと、そう思いました。結論は、演出の目指す方向を汲み取って表現することが出来る人、だと思います。

とはいえ、演出って何考えてるか分かりません。

分からないことは聞けばいいんです。でも、一から十まで聞くのは疲れますし、そんな時間は稽古時間にはありません。しかも、聞かずに表現出来る方が早くて良いです。なので、演出になって、役者に何を求めているのか知ろうと思いました。なりました。何となく分かってきました。

その具体的な話は聞きたい人は連絡してきてください。是非話しましょう。

役者のことが分かってきたと同時に新たな疑問が浮上します。演出のことです。

良い演出ってなんだろう。

しかし、これは既に対策済みです。演出補佐です。今回の演補はなんと演補経験が5回という心強い味方です。この演補のおかげで演出のこともいくらか分かってきました。

ですが、分かれば分かるほど答えの出せるようなものではないことが分かりました。

役者に対して演出は一人ですが、演出に対して役者は多数です。こんな毎回条件が変わるようなことに対して答えが一つであるわけもありません。

そして、そんな演出という役職に助言をする演補の言うことも色々です。それで良いんです。

けれど、僕の曲げない考えが一つあります。

これは僕の人生哲学でもあるんですが

「大切なことは何か、それを考え続けること」

これを曲げずに、答えが見つかるまで考え続けようと思います。

それでは、また機会があれば。

MADが三度の飯より好きなTC演出でした。