エピローグのその先を

『ただ1度の敗走も無く、ただ1度の勝利も無し。』

何のフレーズか、分かる人には一瞬で分かるかと思います。そう。Fateという作品の1つ、UBWに出てくるフレーズ。私が好きな言葉の1つです。1つの道の極め方を強く示唆しているな、と聞く度に感じさせられます。

おはこんにちは、こんばんは。しずかちゃんです。

先日新発稽古が終わり、

いよいよ明日本番を迎えます。長かったような、短かったような。なんだか不思議な感覚です。

今日仕込みで舞台が作られているのを見て、一つ一つが鮮明に輝いて、もうすぐ積み重ねられたものが実現される事を強く実感して、すごくすごく感慨深い気持ちになりました。本当に、ただただ見入ってました。びっくりです。

長々とすみません。よければもう少しだけ、お付き合い下さい。

失い、学び得て、積み重ねた。この2ヶ月半は、ただその繰り返しでした。持論混ざりですが、きっと多くの役者やスタッフの人達もそうだったのではないかと思います。

経験則というか、定石というか。目標を成し遂げる為には「必ず」壁にぶつからなくてはいけません。楽な事しかなかった、なんてケースの方が絶対的に少ない。

微力ではありますが、私は、私の持ちうる全ての貯め込んだ知識と考えを使ってこの劇と向き合いました。そして、役者の皆も課題を出される度に各々が考え、答えを出そうと全力でぶつかってきてくれました。

全力だったからこそ。思いをぶつけてきてくれたからこそ。

そんな毎日が、本当に楽しかった。無邪気で、真摯な姿の皆を見るのが大好きだった。

この劇に関わって下さった役者とスタッフの皆、

演出補佐へ。

この2ヶ月半、最後まで「レモンキャンディ」と向き合って下さり本当にありがとうございました。

この劇を経て、次へ繋がる新たな何かを

見つける事は出来ましたでしょうか。

私達にとって、演劇という1つの道においての終着点、最終目標は何なのか。ぼんやりと定めている人もいれば、先の事よりもただ目の前の事柄だけに真摯に向き合い続けてる人もいるかと思います。目標に向けて、今に向けての一助になれば凄く嬉しいです。

さて、色々堅いのはここまで。

この2ヶ月半、ありがとう!!!本っっ当に楽しかった!!!!泣いても笑ってもあとは本番!!最後まで乗り切った今、恐れる事は何も無い!自信を持って、突き進んで下さい!!!

関西大学劇団万絵巻2018年度新人発表公演 『レモンキャンディ』

【日時】 2019年2月 23日(土)18:30~ 24日(日)12:00~/16:00~

【会場】 茨木市立男女共生センターローズWAM 地下2階ワムホール

【料金】 無料

お待ちしております…!