演劇を感じる
初めまして、4回生のインテグラルです。
卒業公演が始まって、もう20日も経ちました。
早いですね。様々な表現の仕方を考えられるのも、
あと40日ぐらいと考えると短いですね。
急にですが、私は論理を詰めて考えていくタイプの人間です。
物事全てには事象があって原因があって、何か起因するもの
がある。だから、過程やその原材料を探す必要がある。
という風に考えるタイプなのです。しかし、最近になって
感じることでしか分からないことも多いなと思ってきました。
一つの物事を突き詰めていくと、必ず説明できない何かに
ぶつかってしまいます。感覚では分かるのだけど、
説明できないものです。
文章だったら『胸に込みあげる怒り』とか『言いようのない後味の悪さ』
とかでしょうか?
これらはいくら考えても論理で説明できないなと、
最近思ったのです。怒る理由や後味の悪さの理由は
原因が分かれば説明できますが、
なぜ、怒りや後味の悪さが生まれるのかは
感じることでしか分からない、ということが言いたいのです。
その重要な部分を伝える手段の一つとしてあるのが
演劇なのだと思います。
画像でも、映画でも、テレビでも、伝えきることのできない、
感情を演劇で楽しんで欲しいです。
劇を様々な、多くの人々に観て頂けたら幸いです。