いつか、どこかの誰かのために
夕暮れの涼風が気持ちのいい今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。2回生マッシュです。秋公演では演出補佐と照明サブオペをやらせていただいております!
短い稽古期間、せっかくこうして毎日稽古をして、自分自身も素敵なお仕事を任せていただいているので、この公演成功してほしいなあとずっと思っています。だけど、成功するってどういうことだろう。
お芝居が上手な公演? 観客動員数が多い公演? 役者が楽しそうな公演? スタッフワークが上手くいった公演? 稽古場が楽しかった公演?
全部揃えば間違いなく成功だけど、どれが欠けたら失敗になるんだろう。どれかひとつでも足りていれば成功なんでしょうか。
わたしは、公演をみる前とみた後で、誰かの人生が何か少しでも変わってくれたらいいな、と思っています。
ちょっとだけ前向きになれた、 がんばろうと思った、 少し考えさせられた、 何となく楽しかった、 切ない気持ちになった、 昔を思いだした、とか。
心や記憶に残らなくても面白くなくても、少しでも何かが変われば、わたしにとっては成功です。ほんの一瞬でも誰かの気持ちを変えられたら、それって本当にすごいことじゃないですか?
そんなふわっとした気持ちで稽古にのぞむ日々です。通しを見る度に楽しくて、毎回元気を貰っているので、もう本番が楽しみで仕方ありません!
まずは今日の最終通し、怪我のないようにがんばります!