何かを刻み込まれた日

1492155883027.jpg お疲れ様です。会長、もとい怪鳥です。 やっとの思いで今日という日を迎えることが出来ました。

僕が万絵巻に強く惹かれたのはこの新歓公演でした。この新歓公演で光輝く照明を、胸に響く音響を、圧巻の舞台を、そして、持てる力全てをぶつける役者の姿を目の当たりにしました。

はっきり言って、感動の一言でした。大学生がこんなにも人の胸に何かを刻みつけるようなことが出来るのかと驚きました。

その舞台で味わった感動が忘れられないから万絵巻に入りました。そして、様々な公演に参加しました。時には役を演じを、時には舞台を作り込みました。楽しいことだけではなかったです。それでも、舞台で輝く一瞬が、胸に刻み込まれる一瞬が、その一瞬一瞬が何度やっても忘れられなくて今も万絵巻で演劇に携わっています。

少し昔話が長くなってしまいましたが、今回の公演において重視したことがあります。

それは見てくださったお客様全員の胸に何かを刻み込むような公演にすることです。

照明と音響は場面を表し、役者の心情を映す鏡となっています。 移り変わる風景や揺れる役の心情を細かく魅せるものとなっています。

大道具と小道具は神秘と呼ぶに相応しい、舞台を作り上げました。 一目見て圧巻する存在力を放つ舞台に仕上がっています。

衣装は役者を際立たせるために最後まで舞台上でどうすれば役者が映えるのか最後まで考えてくれました。 舞台監督は公演開始から様々な仕事をこなして、それら全てを纏めてくれました。

広報と制作は最後まで僕の我が儘、伝えたいものを伝えるために協力してくれました。制作スタッフは洗練され、さらに数々の広報物は人の胸打つものになっております。

そして、役者はここまで一緒に歩いてきてくれました。厳しいことを言っても、急な変更があっても歩いてきてくれました。 彼らは僕の作りたかった世界を体現してくれました。

この公演で作り上げたもの全てが、夢のように美しいものです。

光輝く照明を、胸に響く音響を、圧巻の舞台を、そして、持てる力全てをぶつける役者の姿をお客様の胸に刻み込めるよう劇団員一同、全力でやらさせていただきます。

皆様のご来場を舞台にて、心待ちにしております。 よろしくお願いします。